2026.06.12 COLUMN

国内外で活用される優れたオープンソースツール
第5回:AI時代でもWordPressはオワコンではない。
予約決済・会員サイト・EC・eラーニングで本領を発揮するCMS

国内外で活用される優れたオープンソースツール 第5回:AI時代でもWordPressはオワコンではない。予約決済・会員サイト・EC・eラーニングで本領を発揮するCMS

※レオテクノロジーズ合同会社および獅子丸DXは、WordPressの販売元・開発元ではありません。WordPressを活用したWebサイト構築、予約決済サイト、会員サイト、ECサイト、eラーニングサイトなどの導入・運用支援を行う立場です。

国内外で活用される優れたオープンソースツール
第5回:AI時代でもWordPressはオワコンではない。
予約決済・会員サイト・EC・eラーニングで本領を発揮するCMS

AIで文章を書き、画像を作り、Webサイトのデザイン案まで生成できる時代になりました。

以前であれば、企業ホームページやオウンドメディアを作る場合、WordPressは非常に有力な選択肢でした。更新しやすく、デザインの自由度も高く、プラグインで機能を追加できるため、Webサイト制作において長く中心的な存在だったと言えます。

しかし現在は、Web制作の考え方そのものが変わり始めています。

単にCMSでページを管理するだけではなく、AIを活用して文章作成、画像生成、SEO記事作成、問い合わせ対応、顧客管理、予約受付、レポート作成などを効率化する流れが強まっています。

つまり、これからのWebサイト制作は「CMSを導入するかどうか」だけではなく、「AIをどのように組み込み、業務効率や売上向上につなげるか」が重要になってきています。

では、AI時代にWordPressは不要になるのでしょうか。

答えは、いいえです。

WordPressは、単なるホームページ作成ツールではありません。通常のHTMLサイトや簡易的なCMSでは対応しにくい、予約決済サイト、会員サイト、ECサイト、eラーニングサイトなどを比較的柔軟に構築できる、非常に優れたWeb基盤です。

WordPressとは

WordPressは、世界中で利用されているオープンソースのCMSです。

公式サイト: https://ja.wordpress.org/

CMSとは「Content Management System」の略で、日本語ではコンテンツ管理システムと呼ばれます。

管理画面からページを作成したり、ブログ記事を投稿したり、画像を差し替えたり、メニューを編集したりできる仕組みです。

WordPressは無料で利用できるオープンソースソフトウェアであり、テーマによるデザイン変更や、プラグインによる機能追加ができます。

もともとはブログシステムとして広まりましたが、現在では企業ホームページ、オウンドメディア、採用サイト、ECサイト、会員サイト、予約サイト、eラーニングサイトなど、さまざまなWebサイトの基盤として利用されています。

AI時代にWebサイト制作は変わり始めている

AIの登場によって、Web制作の初期工程は大きく効率化されています。

たとえば、サービス紹介文、コラム記事、FAQ、キャッチコピー、画像案、ページ構成案などは、AIを活用することで短時間で作成しやすくなりました。

そのため、会社案内だけのシンプルなWebサイトや、数ページ程度のランディングページであれば、AIやノーコードツールを使って素早く作れる場面も増えています。

一方で、ビジネスで使うWebサイトは、ページを作るだけでは終わりません。

問い合わせを受ける。
予約を受け付ける。
決済を行う。
会員だけに情報を見せる。
商品を販売する。
動画講座を配信する。
受講者を管理する。
記事を継続的に追加する。
アクセス解析を見て改善する。

このような運用や機能が必要になると、単にAIでページを作るだけでは対応しにくくなります。

ここで、WordPressの強みが出てきます。

WordPressは「運用できるWebシステム」に強い

WordPressの価値は、ページを作れることだけではありません。

公開後に情報を更新し、記事を追加し、フォームを改善し、機能を追加しながら、Webサイトを育てていけることにあります。

企業ホームページにコラムを追加する。
サービスサイトに資料請求フォームを設置する。
会員限定ページを作る。
予約受付と決済を組み合わせる。
商品販売機能を追加する。
動画講座や学習コンテンツを配信する。

このような拡張を、テーマやプラグイン、必要に応じたカスタマイズによって実現しやすい点がWordPressの大きな特徴です。

AIは、文章作成や企画、改善案の作成に強いツールです。

WordPressは、それらを実際に公開し、更新し、予約・決済・会員管理・EC・学習管理などの機能として運用するための基盤です。

AIとWordPressは競合するものではなく、組み合わせて使うことで効果を発揮します。

予約決済サイトにも使える

WordPressでは、予約管理や決済機能を組み合わせることで、予約決済サイトを構築できます。

たとえば、オンライン相談、スクール、セミナー、美容室、施設予約、個別面談、有料イベントなどの予約受付に活用できます。

日時を選び、必要情報を入力し、決済まで行える仕組みを整えることで、電話対応や手作業での受付を減らすことができます。

もちろん、複雑な予約ルールや外部システム連携が必要な場合は個別設計が必要です。

それでも、初期段階ではWordPressを活用することで、独自開発よりも現実的な費用で始められる場合があります。

会員サイトにも使える

WordPressは、会員サイトの構築にも向いています。

会員登録、ログイン、会員限定ページ、会員ランク、マイページなどを組み合わせることで、登録者だけが閲覧できるWebサイトを作れます。

たとえば、会員限定の情報配信、有料コンテンツ、社内マニュアル、取引先向け資料共有、講座受講者専用ページなどに活用できます。

一般公開する情報と、会員だけに見せる情報を分けられるため、Webサイトを顧客や会員との継続的な接点として使いやすくなります。

ECサイトにも使える

WordPressは、ECサイトの構築にも利用できます。

商品登録、カート、決済、注文管理、配送設定、クーポンなどを組み合わせることで、ネットショップとして運用できます。

小規模な商品販売、講座やセミナー販売、デジタルコンテンツ販売、会員向け販売などに活用できます。

大規模ECや在庫連携が複雑な場合は専用ECシステムの方が向いていることもありますが、企業サイトと商品販売を一体化したい場合には、WordPressは有力な選択肢になります。

eラーニングサイトにも使える

WordPressでは、動画講座や会員機能を組み合わせることで、eラーニングサイトを構築することもできます。

動画講座、教材配布、受講者管理、確認テスト、会員限定コンテンツなどを組み合わせれば、オンライン講座サイトとして運用できます。

本格的な学習管理を行う場合は、Moodleのような専用eラーニングシステムが向いている場合もあります。

一方で、企業ホームページや会員サイトと一体化した講座配信、動画講座の販売、簡易的な受講管理を行いたい場合は、WordPressでも十分に検討できます。

低コストでWebシステムを始めやすい

予約決済サイト、会員サイト、ECサイト、eラーニングサイトなどを、すべてゼロから開発すると、内容によっては数百万円から数千万円規模の費用がかかることがあります。

一方、WordPressには多くのテーマやプラグインがあり、必要な機能を組み合わせることで、比較的低コストで初期構築できる場合があります。

もちろん、すべてをWordPressで作ればよいという意味ではありません。

大規模なサービス、独自仕様が多いシステム、複雑な業務連携が必要な場合は、専用システム開発の方が適していることもあります。

しかし、新規事業や小規模事業の立ち上げ段階では、まずWordPressで必要最小限の仕組みを作り、実際の反応を見ながら改善していく進め方は現実的です。

小さく始めて、必要に応じて拡張する。

この進め方ができる点も、WordPressの強みです。

WordPress導入で注意すべきこと

WordPressは自由度が高い一方で、適切な設計と保守が必要です。

機能を追加しすぎると、表示速度が遅くなったり、管理が複雑になったり、プラグイン同士が干渉したりすることがあります。

また、予約、決済、会員管理、EC、eラーニングなどを扱う場合は、通常の企業ホームページよりもセキュリティやバックアップが重要になります。

管理画面へのアクセス制限、SSL、バックアップ、アップデート、不要なプラグインの削除、権限管理、セキュリティ対策などを行い、安定して運用できる環境を整える必要があります。

WordPressは便利なCMSですが、入れっぱなしで安全に運用できるものではありません。

業務で使う場合は、構築後の保守体制まで考えることが重要です。

獅子丸DXでできること

獅子丸DXでは、WordPressを活用したホームページ構築、オウンドメディア構築、予約決済サイト、会員サイト、ECサイト、eラーニングサイトなどの導入支援を行います。

単なる企業ホームページとしての導入だけでなく、事業に必要な機能を組み合わせたWebシステムとしての構築にも対応します。

たとえば、既存サイトのWordPress化、予約受付と決済のオンライン化、会員限定コンテンツの配信、動画講座サイトの構築、小規模ECサイトの立ち上げ、AIを活用した記事制作や更新作業の効率化などを支援できます。

また、WordPressを安全に運用するための保守、バックアップ、アップデート、セキュリティ対策も含めて、現実的な構成をご提案します。

まとめ

AIの登場によって、Webサイト制作は大きく変わり始めています。

これまでWordPressは、Webサイト制作において非常に強力なツールでした。

そしてAI時代になった今でも、WordPressの価値がなくなったわけではありません。

AIは、文章作成、画像案、構成案、改善案の作成に強いツールです。

WordPressは、それらを公開し、更新し、予約決済、会員管理、EC、eラーニングなどの機能として運用するための優れた基盤です。

単なるホームページや静的なページだけであれば、AIやノーコードツールで十分な場面も増えています。

しかし、予約決済サイト、会員サイト、ECサイト、eラーニングサイトなど、事業で使えるWebシステムを構築したい場合、WordPressは今後も有力な選択肢です。

獅子丸DXでは、AI時代に合わせたWordPress活用を通じて、企業のWebサイト制作、業務効率化、オンライン化を支援します。

「AIで作るだけ」では終わらない、事業で使えるWebサイトを構築したい場合は、WordPressの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

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