2026.06.17 COLUMN

国内外で活用される優れたオープンソースツール
第6回:日本発の本格ECサイト構築基盤「EC-CUBE」とは

国内外で活用される優れたオープンソースツール 第6回:日本発の本格ECサイト構築基盤「EC-CUBE」とは

※レオテクノロジーズ合同会社および獅子丸DXは、EC-CUBEの販売元・開発元ではありません。EC-CUBEを活用した自社ECサイトの環境構築、初期設定、デザイン調整、保守運用などの技術支援を行う立場です。

国内外で活用される優れたオープンソースツール
第6回:日本発の本格ECサイト構築基盤「EC-CUBE」とは

ネットショップを始める方法は、以前よりも増えています。

BASE、STORES、Shopify、楽天市場、Amazon、各種ASPカートなど、手軽に販売を始められるサービスは多くあります。

副業、フリーランス、マイクロ法人、小規模事業者が増えている現在、ネットショップを持つこと自体は以前よりも簡単になりました。

しかし、本格的にECサイトを運営しようとすると、単に商品を並べるだけでは足りません。

自社独自のデザインにしたい。
顧客データを自社で管理したい。
販売ルールを細かく設定したい。
決済や配送を自社の業務に合わせたい。
将来的に独自機能を追加したい。
モールやASPに依存しすぎないECサイトを持ちたい。

このような要望が出てきたとき、有力な選択肢になるのが「EC-CUBE」です。

EC-CUBEとは

EC-CUBEは、日本発のオープンソースECサイト構築システムです。

公式サイト: https://www.ec-cube.net/

ECサイトに必要な基本機能を備えたEC構築パッケージで、商品登録、カート、注文管理、会員管理、決済連携、配送設定、メール通知、管理画面など、ネットショップ運営に必要な仕組みを構築できます。

EC-CUBEの大きな特徴は、オープンソースであることです。

オープンソースとは、ソースコードが公開されており、一定のライセンス条件のもとで利用・改変できるソフトウェアのことです。

そのため、ASP型のネットショップサービスと比べて、自社の業務や販売方法に合わせたカスタマイズがしやすい点が強みです。

日本のEC運営に合いやすい

EC-CUBEは、日本発のEC構築システムです。

そのため、日本国内のEC運営で必要になりやすい要素と相性がよい点があります。

たとえば、会員管理、受注管理、配送方法、決済方法、メール通知、管理画面、消費税、送料設定など、日本のネットショップ運営で求められる基本的な仕組みを前提に構築しやすくなっています。

もちろん、すべての業種にそのまま完全対応できるわけではありません。

しかし、国産ECシステムとしての情報量や導入実績があり、日本国内向けのECサイトを構築するうえで検討しやすい基盤です。

「日本でECサイトを作るならEC-CUBE」という印象を持つ制作会社や開発者が多いのも、長く使われてきた実績があるためです。

ASPカートとの違い

手軽にネットショップを始めるなら、ASP型のECサービスは便利です。

サーバー管理が不要で、短期間で開店でき、決済機能も用意されているため、初めてネット販売を行う場合には非常に使いやすい選択肢です。

一方で、事業が成長してくると、次のような課題が出てくることがあります。

  • デザインの自由度に限界がある
  • 独自の販売フローを作りにくい
  • 外部システムとの連携に制約がある
  • 顧客データの扱いに制限がある
  • 機能追加がサービス側の仕様に左右される
  • 月額費用や手数料が事業規模に応じて重くなる

EC-CUBEは、自社で環境を構築して運用するため、ASP型サービスよりも自由度の高いECサイトを作りやすくなります。

商品や販売方法に合わせて、画面、機能、管理方法を調整しやすい点が大きな違いです。

マイクロ法人・フリーランス・副業時代に必要な本格EC

これからは、マイクロ法人、フリーランス、副業、個人ブランド、小規模メーカー、地域事業者が、自分の商品やサービスを直接販売する機会が増えていきます。

そのときに重要なのは、ただ販売ページを持つことではありません。

顧客情報を蓄積すること。
リピーターを増やすこと。
自社ブランドとして見せること。
販売データを分析すること。
キャンペーンを行うこと。
商品展開に合わせて機能を広げること。

このように、ECサイトは単なる販売窓口ではなく、事業の資産になります。

EC-CUBEは、自社独自のECサイトを構築し、顧客データや販売データを自社で管理したい場合に向いています。

副業や小規模事業から始めて、将来的に本格的なネットショップへ育てていきたい場合にも、検討する価値があります。

EC-CUBEでできること

EC-CUBEでは、ネットショップに必要な基本機能を構築できます。

商品を登録する。
商品カテゴリを作る。
会員登録を受け付ける。
カートで注文を受ける。
決済方法を設定する。
配送方法や送料を設定する。
注文情報を管理する。
顧客情報を管理する。
注文確認メールを送る。
管理画面から商品や受注を確認する。

さらに、プラグインやカスタマイズによって、決済サービス連携、配送連携、販促機能、ポイント、クーポン、定期購入、BtoB向け機能、外部システム連携などを追加できる場合があります。

この柔軟性が、EC-CUBEの大きな魅力です。

AWS上で自社専用のEC環境を構築できる

獅子丸DXでは、EC-CUBEをAWSなどのクラウド環境上に構築する支援を行います。

自社専用のECサイトとして構築することで、サーバー構成、保存データ、セキュリティ、バックアップ、拡張性を考えながら運用できます。

特に、顧客情報や注文情報を扱うECサイトでは、サーバー環境の設計が重要です。

安定した表示速度。
安全な決済連携。
バックアップ体制。
SSL対応。
管理画面の保護。
不正アクセス対策。
アップデート対応。
障害時の復旧方針。

こうした点を整理したうえで構築することで、安心してネットショップを運営しやすくなります。

EC-CUBE導入で注意すべきこと

EC-CUBEは自由度の高いEC構築システムですが、導入すれば自動的に売れるわけではありません。

商品写真、商品説明、価格設定、送料、決済方法、配送スピード、問い合わせ対応、広告、SEO、SNS発信、リピート施策など、EC運営には継続的な改善が必要です。

また、オープンソースであるため、構築後の保守も重要です。

セキュリティアップデート、バックアップ、プラグイン管理、サーバー監視、決済周りの確認、個人情報管理などを継続的に行う必要があります。

EC-CUBEは「本格的なECサイトを作れる基盤」です。

ただし、ECサイトを育てるには、システム構築だけでなく、運用体制も必要です。

獅子丸DXでできること

獅子丸DXでは、EC-CUBEを活用した自社ECサイトの導入支援を行います。

EC-CUBEをAWS上に構築したい。
自社独自のネットショップを持ちたい。
ASP型カートでは足りなくなってきた。
顧客データを自社で管理したい。
決済や配送を自社業務に合わせたい。
小規模から本格的なEC運営を始めたい。
既存ECサイトを見直したい。

このような企業や個人事業者に対して、環境構築、初期設定、デザイン調整、必要機能の整理、プラグイン選定、保守運用まで支援します。

マイクロ法人、フリーランス、副業、小規模事業者にとって、ECサイトは単なる販売ページではありません。

自社の商品、顧客、販売履歴、ブランドを積み上げるための重要な事業基盤です。

獅子丸DXでは、EC-CUBEを活用し、事業の成長に合わせて拡張できるECサイト構築をサポートします。

まとめ

EC-CUBEは、日本発のオープンソースECサイト構築システムです。

手軽に始められるASP型ネットショップとは異なり、自社独自のデザイン、販売方法、顧客管理、機能拡張に対応しやすい点が特徴です。

副業、フリーランス、マイクロ法人、小規模事業者が増えるこれからの時代、自分の商品やサービスを直接販売するECサイトの重要性は高まっていきます。

その中で、顧客データを自社で管理し、ブランドを育て、販売の仕組みを自社に合わせて作りたい場合、EC-CUBEは有力な選択肢になります。

ただし、本格的なECサイトは作って終わりではありません。

セキュリティ、バックアップ、決済、配送、商品ページ改善、集客、リピート施策など、継続的な運用が必要です。

獅子丸DXでは、EC-CUBEを活用した自社ECサイト構築を通じて、企業や小規模事業者のネット販売、EC運営、事業成長を支援します。

確かな自社ECサイトを持ち、長く育てていきたい場合は、EC-CUBEの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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